還暦祝い大作戦
3/23(火)は、ダンナのボスの60歳のお誕生日。
カナダでは60歳はまったく特別じゃないけど、日本では人生の節目である還暦です。
せっかく日本の企業に勤めていて、日本が大好きなボスだから、日本式でお祝いしてあげたいと考えていたダンナ。
1週間前になって、「赤いちゃんちゃんこって手に入るかなー?」とのたまいおった!
「ええーっ!!ここカナダだよ!?しかも今から!?無理無理!」
とむげに断っていた私だけど、奥様共々いつも私たちのことを気にかけてくれて、公私ともに大っっ変お世話になっているボスを、どうせならきちんと趣向を凝らしてお祝いしてあげたいのは確か。
そうと決まれば一念発起!
3/24(水)のお誕生日ディナーに向けて、赤いちゃんちゃんこを制作することにしました!
とはいえ、ちゃんちゃんこはおろか、お裁縫なんてここ何年もやってない私。。。
ミシンも持ってきてないし、ちゃんちゃんこの型紙もない。
しかしそこは文明の利器インターネットを駆使し、「USAKOの洋裁工房」で型紙いらずのベストの作り方を入手!
これをアレンジすればちゃんちゃんこが作れそう。。。と、なんとか目途がたったのが3日前の日曜日の夜(^^;
月曜日の岩盤浴で、ラッキーにもお友達からミシンを借りられることになったので、さっそく岩盤浴の後布屋さんで材料を買い、その足でお友達宅へ向かい、無事ミシンを借用。
その頃ダンナは、ボスの部屋にあったジャケットでこっそりサイズを採寸(笑)
火曜日、英語のレッスンから戻ってから制作に取りかかり、ディナー当日の午前中、なんとかちゃんちゃんこが完成しました!!
実質的な制作時間はおよそ6時間。
キルティング生地を使ったので裏地もいらず、端もバイアステープで処理したので、思ったより簡単できれいにできました(^^)
胸元にはボスのイニシャルと「60」のアップリケ。
お腹のヒモは、めんどくさいのでリボンにしちゃいました。
そして、記念すべきディナーの場所に選んだのは、North Yorkの人気和食屋さん「SHINOBU 志」。
ボスは何度も日本に行ったことがあって、お寿司以外の日本食も大好きなグルメさん。
志のお料理ならきっと気に入るだろうと思い、以前から紹介しようと決めていたの。
お任せコースがあると聞いていたので、前日に電話で予約。
還暦祝いであることを伝えて、鶏天南蛮やレインボー火山ロールなどのお気に入りをいくつか盛り込んだ、C$55のお任せコースをお願いしました。
予定通り6:30にお店に着いて、まずは日本式にビールで乾杯!
私が3/14、ボスが3/23、そして奥様も4/2が誕生日なので、3人分のお誕生日と、この日偶然にもお仕事であった良い事をお祝い。
付きだしに小さなサラダが出た後、まずはツナとサーモンのユッケ。
ポン酢(?)でちゅるっとひと口。うーん、うまいに決まってます!
まだ食べ始めたばかりだけど、ここで早くも還暦の話題に。。。
ちゃんちゃんこを着てほしくてたまらない私たち、いろいろ演出を考えていたにもかかわらず、待ちきれずこの時点でちゃんちゃんこを披露(^^;
ボスもすごく喜んでくれて、さっそく着用!
うん、似あう似あう!!(自画自賛)
サイズも入ってよかったわ。ほ。
事前に一生懸命調べていたダンナが、還暦の由来や赤いちゃんちゃんこを着る意味をボスに説明してました。(詳しくはコチラ)
続いてのお料理は、炙りしめサバ。
「目の前で料理するのね!」とボスの奥様も驚き。
しめサバってカナディアンの口に合うかなーとちょっと心配だったけど、お二人とも喜んで食べてました。
ボスたちの大好物、茶碗蒸しをはさんで、お次は名物鶏天南蛮!
この独特の甘ずっぱいタレのかかったジューシーな鶏肉を、ぜひボスたちに食べてほしかったの。
さすが鉄板メニュー、予想通り喜んでもらえました(^^)
続いて、巻き物2種。
リクエストしたレインボー火山ロールと、ホタテとツナのロール。
奥様が盛り付けの美しさにいたく感動してました。
この時点で、シェフがお腹を心配して、この後出てくるお寿司の量を確認してくれたけど、自他共に認めるSUSHI MONSTERのボス、「Mondai Na-i !」と言ってウニのリクエストまでしてました(笑)
そして出てきた美しい握り7貫。
ウニとイクラも入って、もちろんどれも美味~(^^)
お寿司までしっかり完食して、さすがにお腹パンパン大満足。
すると、突然店内が薄暗くなり、Happy Birthdayの音楽が。
デザートに、「60」のキャンドルをたてたケーキを用意してくれました(^0^)
この数字キャンドルは、私がダラーストア「DOLLARAMA」で購入して持ち込んだもの。
お店の予約をしたときに、「キャンドルを立ててお祝いしたいのですが、キャンドルが立てられるようなデザートって用意できますか?」と聞いたところ、ケーキは扱っていないとのことで、「かわりに、メニューにはないけどSUSHI PIZZAを作りましょう。」と言ってくださっていたんだけど、なんと、このためにわざわざケーキを用意してくれました!
しかも、用意してくださったのは、日本らしい甘さ控えめのスフレチーズケーキ。
ボスも奥様も(当然私たちも)、すごくおいしいと大喜び(^^)
そして、和食屋さんじゃあり得ないだろうと思っていたのに、電気も消して「Happy Birthday」までかけてくださって、お店の皆さんの心遣いに感謝感激(T0T)
「志」の皆さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
こうして、おいしいお料理と完璧な(?)演出で、還暦祝いディナーは大成功♪
ボスと奥様の楽しそうな顔を見て、私たちもとっても嬉しい気持ちになりました(^^)
そして同時に、やりきったという満足感と脱力感も(笑)
恐縮にも主賓に自宅まで送ってもらい、大きなHugをしてお別れ。
なんと別れ際に、私までお誕生日プレゼントをいただいてしまいました!
大きな箱いっぱいの大好きなトリュフ・チョコレートと、
朱色のような美しい赤が素敵なバラのブーケ。
Japanese Redとかっていう色なんだって。
今年の誕生日は、3回もお花をいただいたので(しかもうまい具合に時間差で笑)、絶えず部屋にお花があって幸せです(^^)
ランキング参加しています。
遊びに来てくださった方、ぜひワンクリックお願いします。m(_ _)m
カナダでは60歳はまったく特別じゃないけど、日本では人生の節目である還暦です。
せっかく日本の企業に勤めていて、日本が大好きなボスだから、日本式でお祝いしてあげたいと考えていたダンナ。
1週間前になって、「赤いちゃんちゃんこって手に入るかなー?」とのたまいおった!
「ええーっ!!ここカナダだよ!?しかも今から!?無理無理!」
とむげに断っていた私だけど、奥様共々いつも私たちのことを気にかけてくれて、公私ともに大っっ変お世話になっているボスを、どうせならきちんと趣向を凝らしてお祝いしてあげたいのは確か。
そうと決まれば一念発起!
3/24(水)のお誕生日ディナーに向けて、赤いちゃんちゃんこを制作することにしました!
とはいえ、ちゃんちゃんこはおろか、お裁縫なんてここ何年もやってない私。。。
ミシンも持ってきてないし、ちゃんちゃんこの型紙もない。
しかしそこは文明の利器インターネットを駆使し、「USAKOの洋裁工房」で型紙いらずのベストの作り方を入手!
これをアレンジすればちゃんちゃんこが作れそう。。。と、なんとか目途がたったのが3日前の日曜日の夜(^^;
月曜日の岩盤浴で、ラッキーにもお友達からミシンを借りられることになったので、さっそく岩盤浴の後布屋さんで材料を買い、その足でお友達宅へ向かい、無事ミシンを借用。
その頃ダンナは、ボスの部屋にあったジャケットでこっそりサイズを採寸(笑)
火曜日、英語のレッスンから戻ってから制作に取りかかり、ディナー当日の午前中、なんとかちゃんちゃんこが完成しました!!
実質的な制作時間はおよそ6時間。
キルティング生地を使ったので裏地もいらず、端もバイアステープで処理したので、思ったより簡単できれいにできました(^^)
胸元にはボスのイニシャルと「60」のアップリケ。
お腹のヒモは、めんどくさいのでリボンにしちゃいました。
そして、記念すべきディナーの場所に選んだのは、North Yorkの人気和食屋さん「SHINOBU 志」。
ボスは何度も日本に行ったことがあって、お寿司以外の日本食も大好きなグルメさん。
志のお料理ならきっと気に入るだろうと思い、以前から紹介しようと決めていたの。
お任せコースがあると聞いていたので、前日に電話で予約。
還暦祝いであることを伝えて、鶏天南蛮やレインボー火山ロールなどのお気に入りをいくつか盛り込んだ、C$55のお任せコースをお願いしました。
予定通り6:30にお店に着いて、まずは日本式にビールで乾杯!
私が3/14、ボスが3/23、そして奥様も4/2が誕生日なので、3人分のお誕生日と、この日偶然にもお仕事であった良い事をお祝い。
付きだしに小さなサラダが出た後、まずはツナとサーモンのユッケ。
ポン酢(?)でちゅるっとひと口。うーん、うまいに決まってます!
まだ食べ始めたばかりだけど、ここで早くも還暦の話題に。。。
ちゃんちゃんこを着てほしくてたまらない私たち、いろいろ演出を考えていたにもかかわらず、待ちきれずこの時点でちゃんちゃんこを披露(^^;
ボスもすごく喜んでくれて、さっそく着用!
うん、似あう似あう!!(自画自賛)
サイズも入ってよかったわ。ほ。
事前に一生懸命調べていたダンナが、還暦の由来や赤いちゃんちゃんこを着る意味をボスに説明してました。(詳しくはコチラ)
続いてのお料理は、炙りしめサバ。
「目の前で料理するのね!」とボスの奥様も驚き。
しめサバってカナディアンの口に合うかなーとちょっと心配だったけど、お二人とも喜んで食べてました。
ボスたちの大好物、茶碗蒸しをはさんで、お次は名物鶏天南蛮!
この独特の甘ずっぱいタレのかかったジューシーな鶏肉を、ぜひボスたちに食べてほしかったの。
さすが鉄板メニュー、予想通り喜んでもらえました(^^)
続いて、巻き物2種。
リクエストしたレインボー火山ロールと、ホタテとツナのロール。
奥様が盛り付けの美しさにいたく感動してました。
この時点で、シェフがお腹を心配して、この後出てくるお寿司の量を確認してくれたけど、自他共に認めるSUSHI MONSTERのボス、「Mondai Na-i !」と言ってウニのリクエストまでしてました(笑)
そして出てきた美しい握り7貫。
ウニとイクラも入って、もちろんどれも美味~(^^)
お寿司までしっかり完食して、さすがにお腹パンパン大満足。
すると、突然店内が薄暗くなり、Happy Birthdayの音楽が。
デザートに、「60」のキャンドルをたてたケーキを用意してくれました(^0^)
この数字キャンドルは、私がダラーストア「DOLLARAMA」で購入して持ち込んだもの。
お店の予約をしたときに、「キャンドルを立ててお祝いしたいのですが、キャンドルが立てられるようなデザートって用意できますか?」と聞いたところ、ケーキは扱っていないとのことで、「かわりに、メニューにはないけどSUSHI PIZZAを作りましょう。」と言ってくださっていたんだけど、なんと、このためにわざわざケーキを用意してくれました!
しかも、用意してくださったのは、日本らしい甘さ控えめのスフレチーズケーキ。
ボスも奥様も(当然私たちも)、すごくおいしいと大喜び(^^)
そして、和食屋さんじゃあり得ないだろうと思っていたのに、電気も消して「Happy Birthday」までかけてくださって、お店の皆さんの心遣いに感謝感激(T0T)
「志」の皆さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
こうして、おいしいお料理と完璧な(?)演出で、還暦祝いディナーは大成功♪
ボスと奥様の楽しそうな顔を見て、私たちもとっても嬉しい気持ちになりました(^^)
そして同時に、やりきったという満足感と脱力感も(笑)
恐縮にも主賓に自宅まで送ってもらい、大きなHugをしてお別れ。
なんと別れ際に、私までお誕生日プレゼントをいただいてしまいました!
大きな箱いっぱいの大好きなトリュフ・チョコレートと、
朱色のような美しい赤が素敵なバラのブーケ。
Japanese Redとかっていう色なんだって。
今年の誕生日は、3回もお花をいただいたので(しかもうまい具合に時間差で笑)、絶えず部屋にお花があって幸せです(^^)
ランキング参加しています。
遊びに来てくださった方、ぜひワンクリックお願いします。m(_ _)m
by mitan_boo
| 2010-03-24 23:24
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